極力お金を掛けずに、トールケースパッケージのゲームを作る【3】
印刷物の入稿は、フォトショップかイラストレータっていうソフトを使うのが印刷会社では一般的ね。この二つのソフトはプロも使ってる高価なソフトなの。高価なだけあって、このソフトがあればいろんな事が出来るわ。
高価ってどれくらいするの?
単純に正規版を買おうと思ったら、
フォトショップなら13万円くらいするわね。
じゅ、13万!?
でも最近は月額5000円で利用できるサービスも始まったりしてるから、
大分敷居は低くなってるんじゃないかしら。
それでも高過ぎだよぉ……。
でしょうねえ。
今回のテーマも出来るだけお金を掛けずにってのがコンセプトだから、
元手の掛からないフリーソフトを使って入稿する方法を教えるわね!
GIMPを使おう
印刷物の入稿には、以前も何度か紹介したGIMPを使用するわ。
印刷物を作成する際の注意するポイントは、極力お金を掛けずに、トールケースパッケージのゲームを作る【1】で解説したわよね?
主なGIMP入稿に対応している印刷会社
印刷会社 グラビティ
・GIMPでのデータ作成方法
※GIMP入稿の際のデータの作成方法を解説されています。
印刷のウェーブ
・画像ファイル入稿について
※画像ファイルでの入稿の方法を解説されています。
CMYK入稿に関して
印刷物のカラーモードはCMYKが基本ですが、GIMPではCMYKに変換が出来ません。
しかし、下記のプラグインを使う事でCMYK変換が可能になります。
プラグインを使用せずとも、上記印刷所はRGB入稿のままでもOKですので、多少の色味の変化を気にしないのであれば、そのまま提出する形でも問題ないと思います。
注意点
印刷所に頼む際は、必ず制作ソフトにGIMPを使用している旨を記載するようにしましょう。
またフォトショップに比べ安価な、フォトショップの簡易版ソフト、Adobe Photoshop Elements 10(13000円前後)というソフトがあります。
Adobe Photoshop Elements 10はCMYK保存が出来ませんが、それを除けば製品版に近いので、前回の解説で紹介した印刷所(プリントパック・グラフィック等)でも入稿が可能です。
ざっとこんな感じね。
データの作り方に関しては、各印刷会社さんが丁寧に説明してくれてるからそれを読むだけでも勉強になるわよ!